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頭皮マッサージ

頭皮マッサージ
頭皮マッサージには頭皮の血液循環を促進させ、毛根の細胞を刺激し、
新陳代謝を高める作用があることはよく知られているところです。
とくに壮年性脱毛症の場合、毛が抜けて生まれ変わる「ヘアサイクル」が
通常より短くなっているので、マッサージによって毛根の細胞を活性化することで、正常のサイクルに戻す効果が望めるようです。
では、頭皮マッサージの具体的な方法や効果にはどんなものがあるのでしょう?
頭皮マッサージ

頭皮マッサージの準備

頭皮マッサージの準備
  • マッサージはリラックス出来る時間(入浴中など)に行いましょう。
    リラックスすることで緊張を緩和して、交感神経と副交感神経の切りかえがスムーズにいき、
    血管も拡張して体のスミズミまで新しい血が流れやすくなります。

  • 基本は、毎日積み重ねる事です。チリも積もればの喩えの如く、一朝一夕には効果は望めませんから自分で
    毎日行う頭皮マッサージお風呂上がりは、頭皮だけでなく全身の筋肉も解れていますし、
    気持までもリラックスしています。タオルドライの後、ローションやトニックで軽く頭皮と髪の毛を湿らせ指の
    腹を使って、ゆっくり押し込むように圧力をかけるのがいいようです。せかせかと早いのよりは、
    ゆっくり数を数えるような気持で、気持ちよさを感じながらすると副交感神経が働きます。
    その際、頭だけでなくこめかみを親指の腹で5秒ほどツボ押ししたり、後頭部で両手の指を組んで
    手前に引っ張るように首筋の後ろを伸ばすのもいいようです。

    又、頭にもツボがあるようで、額から頭頂部首の後ろと両こめかみと頭頂部の十時に交わるラインが
    ツボのようです。1回5分を目途に毎日続けるのがいいようです。

頭のツボ

頭のツボ
  • 頭皮のマッサージといってもただ闇雲に押すだけでは効果はあまりありません。
    頭皮が柔らかくなると、頭皮・発毛・育毛などのケアに高い効果を発揮しますので、頭皮マッサージは
    指の腹を使って頭皮の側面からてっぺんに向かって、押し上げるイメージで行うことが効果的です。
    また、以下では発毛・育毛に効果のあるツボを紹介します。
  • 風池
    風池
    親指と人差し指で首の後ろを左右からはさみ、頭のほうへなで上げていって
    指が止まるところがあります。首筋の太い筋と耳のうし ろの出っぱった、
    骨との間のくぼみの中にあります。風池から指一本分くらい下がったところに
    健脳があります。それらへ刺激を加えると毛髪の悩みにとても効きくそうです。
  • 百会
    百会
    頭頂部(両耳を結ぶ線と眉間の間を上に辿った線が交差するところ)。
    両手の中指を重ねてツボにあて、ひじを横に開いて押す。指圧しながら頭を後ろに
    そらすと効果的です。5回くらい押します。
  • 完骨
    完骨
    耳の後ろの膨らみの尖ったところから、親指の幅1本分後頭部の ほうにある骨のくぼみ。親指でゆっくり3〜5回押します。
  • 中府
    中府
    鎖骨の外側の下のくぼみから、親指の1本分くらい下に あります。座った姿勢で、
    一方の手の親指を除く4本の指を反対のツボに当て、こねるようにもむ。
    左右5回くらい押します。
  • 腎穴
    腎穴
    手のひら側の小指の第一間接中央にあります。親指で腎穴を「1.2.3」と
    3回押してゆるめた後、また3回押します。
  • 失眠
    失眠
    床にあぐらをかいて座ります。手でコブシをつくり、その人差し指の過度で
    かかとの中央を左右各5〜10回ずつ押します。

入浴中にできるマッサージ

入浴中にできるマッサージ
  • シャンプー後の清潔な頭皮に、頭皮用の美容液や育毛剤をつけて行います。
    美容液や育毛剤は、「頭頂部→即頭部→後頭部」の順でつけていくと、頭全体に馴染みます。
    親指をこめかみの上に置いて安定させ、他の指の腹を使って、額の生え際から頭頂へ、さらにうなじに向けて、
    ギザギザと動かしたり、小さなラセンを描いたりしてもみほぐします。リズミカルにたたくのもいいです。

インド流オイル頭皮マッサージ

インドでは豊かな髪の人が非常に多いのですがこれは各種のインドハーブの
おかげだといわれています。有名なものでは染色効果もあるヘナやアムラ、
カチュールスガンディ、シカカイなどですがこれらの力を取り入れるための
頭皮マッサージも欠かせません。

インド流ヘアマッサージにはゴマ油をマッサージオイルと して使います。
オイルは頭皮の脂ヨゴレを落とすためにも 効果的です。
洗髪、入浴の3時間ほど前に、ゴマ油を頭皮 と髪に塗ってマッサージを
しておきます。手持ちの育毛、 発毛ヘアトニックを利用するのも良いでしょう。
インド流オイル頭皮マッサージ
その際、マッサージは洗髪の前か、後かは商品の説明に従ってください。

頭皮のマッサージ方法は両手で頭全体を抱えるようにし、両手の指の腹を使って、軽く頭皮に圧力をかけてゆきます。頭皮をやや前後にずらすようにしてマッサージ。それを後頭部からはじめて円形に描きながら、頭皮全体に行います。こめかみ周辺も念入りにもみほぐしましょう。頭皮への血流を促すために肩や首にも忘れずにマッサージをしましょう。後頭部からこめかみ、こめかみから後頭部へと数回丁寧に繰り返すととても気持ちよく、頭皮がほぐれていくのがわかります。

くれぐれも頭皮に爪を立てないように気をつけてください。あまり強く圧力を加えすぎるのも厳禁です。
ゆっくり、優しく頭皮をもみほぐしてあげるのがポイントです。髪の薄くなっている部分にただやたらと圧力を
加えてもあまり意味はありません。首から肩、後頭部、こめかみへと全体の血流をよくして、
毎日少しずつ続けてゆくことが大切です。オイルを使った場合は、マッサージの後にシャンプーで洗い流します。
髪そのものもオイルパックされて健康に、ツヤツヤなっていきます。

それから、親指と人差し指で髪をつまんで軽く引っ張る、という頭皮マッサージもオススメです。
この軽い刺激により、毛根が活性化されます。多少抜け毛が出たとしても、
どのみち抜ける過程に入っていた髪ですから、早く抜けることでかえって髪と頭皮の新陳代謝が促されます。
4、5日程度で抜け毛は収まります。

マッサージに使うゴマ油は食用のものでもかまいませんし、ジャスワンド(ハイビスカス)の
配合された頭皮マッサージ専用のオイルを利用しても良いでしょう。
インドの有名なアーユルヴェーダ製法で作られたオイルもあります。

独学で行うには少々難しいかもしれませんが、気が向いたら是非チャレンジしてみてください。